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台風直撃!それでも行きたい宮古島 その1

 沖縄に何度も行くダイバーなら、その都度心配しなければならない台風の発生。特に6月~10月はドキドキですよね。

私が台風でドキドキした経験は、初めて行った宮古島でした。行く直前に台風が発生し、でもダイビングショップに問い合わせをしたら私達がダイビングの予約をしている日程はダイビングは可能との事。でも、帰りの飛行機がもしかしたら飛ばないかもしれない、という事でした。でもいいの。ダイビングできればそれでいいの、と軽い気持ちで宮古島に行きました。

ショップスタッフが言った通り、ダイビングは滞りなく、というか初めての宮古島の海のダイナミックさに大感激して、ダイビングは終了しました。
さすがにダイビング終了あたりにはお天気が荒れ始めて、その夜には飛行機の欠航情報を調べたりしました。もしも飛行機が欠航してホテルにもう1泊しなくてはならなくなった場合、そこのホテルでは台風料金という特別価格があるらしく、お金の心配はなくなりました。
そうとなれば、1日位なら「飛行機が飛ばないので帰れず、会社を欠勤します」と堂々と(?)休んじゃえばいいよね~、なんて言っていました。

さて、帰る日の朝になりました。外は曇ってはいるものの雨も降っていなく、ホテルのフロントで確認したところ、私達が乗る予定の夜7時台発の直行便も欠航にはなっていませんでした。
しかし、朝食をとって部屋に戻った途端に航空会社から連絡が入りました。

「夜の直行便は欠航になる確率が非常に高くなりました。今日の早い時間にに宮古島から出られる事をおすすめします。午前の便のみ那覇行きが若干席がご用意できますので、すぐに空港に手続にいらしてください」との事。
「でもまだ欠航が決まった訳ではないですよね?もし欠航になったら明日以降の便でもいいかな、と思ってたんですけど~」と私達が言うと、「今日、島を出られなかったら、1週間は飛行機は飛びません。今回はその位のスケールの台風です!」

お気楽な考えの観光客にちょっと呆れ気味の航空会社お姉さんに、とりあえず那覇行きをキープしてもらい、急いで宮古空港へ行くと、すでに大勢の人が帰る便を抑えるのに必死に行列が出来ていました。
「☎をくれたお姉さんありがとう。感謝!」と思いながらも、那覇からの便はすでに空席がないらしく、「那覇からはお客様で手配してください」。
そうですか・・那覇で1泊かねぇ・・と思いながら那覇行きに搭乗したところ、「那覇空港は悪天候のため、着陸できない場合はこの便は石垣空港に参ります」。
・・・遠くに行ってどうするんだよぅ。

那覇空港付近は確かに悪天候で強風が吹いていました。タイヤが地面に着いて「やったー」と思った瞬間に飛行機は上昇、「着陸のやり直しをします」というアナウンスが流れました。

今回のダイビングのお昼休憩は下地島のパイロット訓練の滑走路で「タッチ&ゴー」の訓練を繰り返す飛行機を見ながら「すごいねー」なんて言いいながらのランチをしましたが、今まさに「タッチ&ゴー」を経験するとは。
あの練習、今、役に立ってますよ。頑張ってパイロットさん~、でも、もう石垣空港でもどこでもいいや~、と思っていたら無事那覇に着陸。ほっ。

としている暇はなく、那覇からの乗り継ぎ便をおさえねば!!と意気揚々とカウンターに突進し、あれこれやるうちに羽田行きの臨時便が用意されていて、意外にあっさり帰れたのでした。

その次の日からはテレビでものすごい台風の様子が伝えられていて、つい前日まで自分がいた島がものすごい被害を受けているのを見てちょっと悲しくなるのと同時に、航空会社のお姉さんの「1週間は島から出られませんよ」の冷静な言葉をしみじみ感じたのでした。
沖縄の台風ってすごいのね、勉強不足でした。

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